各種症例に対する治療の組み立て 動画による説明

様々な治療法があり、治療する側も治療を受ける側も何を基準に選んで良いのかわからない人が多いと言う相談をよく耳にします。

当院では、
①痛みの少ない治療
②不安のない、老若男女誰でも受けることができる優しい治療
③施術を受ける側も、提供する側も、どうやったらどう言う結果ができるか予測ができるような治療

をコンセプトに行っています。

口で伝えるのはとても難しいとは思いますので、いくつか雰囲気のわかる動画をご参考までに載せておきます。

症例1【神経障害に対する絞扼神経障害の改善】
主訴:手の痛みとこわばり・腕が張って重い・肩背中のこり
現病歴:背中を打った後からかと思うのだが、右手が痛み、腕をどこに置いていいかわからない痛みがある。そのせいか寝つきも悪く疲れが取れない。


症例2【脊椎の手術後も続く症状に対する治療】
主訴:首の痛みと引っかかり・肩の可動域制限と手の痛み
現病歴:数十年前に頸椎の狭窄症手術を受けており、その時には歩行障害もあった。歩行障害や手の痺れは改善したが、首の痛みや肩こり、手の痛みは常に感じている。膝の人工関節の手術も行なったが膝の痛みも取れず、来院に至る。

首の治療

腰背中の治療による、足腰の痛みの改善と肩の可動域改善


症例3【使いすぎ?スポーツ障害に対する治療の組み立て】
主訴:学生アスリートの種子骨障害
現病歴:普段から練習に勤しみ、これまでにジャンパー膝以外にも成長中と呼ばれるオズグットなどでその度に来院すぐに改善していたが、今回初めて足の裏が痛み歩行困難になる。病院で種子骨障害と診断。


この動画は言葉による説明はありません。


症例4【肘の痛みとフォームの関連】
主訴:肩の痛みで来院、一回の治療で改善する。元来悩んでいる肘の痛みを相談
現病歴:学生時代から肘の痛みは経験しており、プレーができなくなるほど痛んだのは数回だけであった。今回肩の痛みによって運動をやめていたがそれでも改善しないため来院。肩は一回の治療で改善したので肘の痛みをメインで治療を始めた。

 


安心安全な優しい施術

【にしむら 治療院】

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

JR田町駅から徒歩2分、都営浅草線三田駅から徒歩1分、都営三田線三田駅から徒歩2分

Tel : 03-6435-2437

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【アギトス鍼灸整骨院】

埼玉県さいたま市中央区下落合1013−1 スピカビル201

JR京浜東北線与野駅から徒歩5分、さいたま新都心駅から徒歩12分
敷地内駐車場4台完備

Tell : 048-708-2011

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長時間の同一姿勢による腰痛と坐骨神経痛 東京港区田町 さいたま市さいたま新都心

コロナウイルスの影響で、様々なところで障害が出ている中、人々は変わらない日常を得られるように工夫して対応を取っています。

仕事を自宅でできるようにリモートワークを進めたり、自宅で運動できるようなエクササイズを調べたり、自宅でエンターテイメントを作成したりと、様々な方々が自粛ムードに対して健康維持や楽しく生活できるよう工夫しています。

不要不急の外出を避ける中、最近増えている圧倒的に多い症状が、
「座りっぱなしによる腰痛」
「あまり動いていないのになぜか足が痛くなる(坐骨神経痛を含む)」
「あぐらや正座、座椅子、ソファーに座る、など長時間の座位による股関節の痛み」
です。

こういった症状に共通して多いのが、
動き始めや、長時間作業していると症状が強くなり、動きまわっている時は忘れることもあるほど楽である
ことが多いです。

こういった症状に多い状態が

「仙腸関節(骨盤)の可動性亢進(捻挫のように緩い状態)」

コロナウイルスにしろインフルエンザウイルスにしろ、発熱物質と発物質が同じであるため、熱が出る時に腰痛などの痛みを出す場合がございます。

この度の感染に気をつけるべき情勢では、痛みがで始めた時は、熱が上がるか否か、数日様子見たのちに連絡をいただけると助かります。

受診を希望する日にも検温をお願い致します。


以前に作成した仙腸関節の可動性亢進について説明をした動画を参考にしてみてください

 

同一姿勢が長く続くと、筋力が弱い方や体格の大きい方は、骨盤を支えられなくなり、次第に仙腸関節が開いてきてしまいます。

出産を経験されている方は、出産後間も無くは骨盤辺りの腰痛や恥骨の痛みなどを経験されている方も多いと思いますので、それに似た腰痛がこの場合にも出現します。

※出産後の仙腸関節の離開は動画に示されている離開とは異なる方向で開きますので、治療方法も少し異なります。


検査と治療

検査は、仙腸関節がどの方向に動きやすくなっているのかを把握する必要があります。

触診により仙腸関節の緩い方向がわかれば、その方向に引っ張っている筋肉を同定して緩めて行きます。

治療に伺うことができない方は、”さらし”などを使って骨盤を支えてあげると良いです。

固定だけではなかなか治らない方も多いのがこの仙腸関節の離開の特徴です。

理由は、同一姿勢で起こっている腰骨盤以外の状態が絡んできます。

多いのが股関節です。

股関節は元々が可動域が大きい関節ですので、大きな筋肉が多く、緊張した際に、隣接する骨盤を引っ張ってしまいます。

続いて多いのが、上半身の状態。

動画でも説明したように、上半身の傾きによって片側の骨盤にだけ体重が乗り続けることも仙腸関節の固定が耐えられなくなる理由です。

腰部脊柱管狭窄症 多様な病態モデル
歪みの連鎖

股関節の動き、仙腸関節の動き、上半身の傾き
これらを細かく検査しながら施術をすると改善が見られます。

世の中の平穏を取り戻すのを祈りつつ、今ある身体の問題と向き合うサポートをさせていただければ幸いです。


当院では、厚生労働省と政府官房、東京都、埼玉県庁からの通達を随時確認しながら診療を続けています。

4/1現在、塩素消毒と換気、そして患者さん同士の同一時間の利用を避けるのために、1人の施術の後15分ほど消毒と換気の時間を取らせていただいております。

そのため予約の人数も制限させて頂いておりますのでご了承ください。


【にしむら 治療院】

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腰部脊柱管狭窄症 手術後も続く症状に対しての手技の介入

「歩いていると足が痺れて動けなくなる。屈んで休むとまた歩けるようになる」
こう言った間欠性跛行(はこう)と呼ばれる症状に代表される疾患の脊柱管狭窄症は、手術でしか治らないと思われがちですが、実際には、手による徒手的な施術で改善が期待できる例が多くあります。

病態で分類することも重要ですが話が難しくなるので今回は症状によっての比較を紹介し、通院された方の手術後のMRI画像から治療について、一つの症例を紹介します。

 

手術後に改善されやすいと言われている症状

手術で改善しやすい歩行障害やおしっこが出にくいなどの症状である膀胱直腸障害もあれば、手術では改善が難しい下肢の機能障害やシビレと症状によっても手術の成績が異なっています。

この手術では改善が難しい、しびれや足の運動障害に関しては、手技を用いることで改善が多く見られます。
重度の歩行障害や、膀胱直腸障害を併発しているしびれに関しては、まずは医師の診断に従ってください。

 

手術後に手技での介入によって寛解した症例

単純に脊柱管が狭窄された部位の手術による解放だけでは良くならない状態を、患者さんからいただいた画像を元に紹介したいと思います。

IMG_0593

下肢痛、痺れ、足関節が思うように動かない、足が持ち上がらないといった脊柱管狭窄症の症状が両側にあった方です。

左足は手術後の経過が良かったのですが、右足は痛みはなくなったものの痺れと運動障害は残っていました。
つまり、右足は脊髄から出た末梢神経のどこかで障害をされていることが予想されます。

手術後のMRIと症状、そして触診から右の腰仙関節が固いことがわかり、仙骨と第五腰椎の治療でかなり寛解しました。

画像と触診から予測される関節の状態

スクリーンショット 2019-04-11 18.32.55

手術後も続く症状でお困りの方など一度ご相談ください。画像診断を頂いているものなどあれば我々の見方と合わせると大変有効ですので持参頂けると幸いです。

西村 公典

JR田町駅、都営浅草線三田駅徒歩1分
連絡先:03-6435-2437
東京都港区芝5-27-5山田ビル503
にしむら治療院院長
にしむら治療院ホームページはこちら

 

さいたま新都心駅徒歩12分、与野駅徒歩5分、施設内駐車場4台有
さいたま市中央区下落合1013-1スピカビル201
アギトス鍼灸整骨院 代表
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連絡先:048-708-2011

代表の西村に治療を希望する場合は、事前予約が必要になります。

お電話かメールでお問い合わせください。

 

手の痺れ 頚椎症 原因は複数ある

「痺れ (しびれ) 」この症状は簡単には良くならない症状の1つと言われています。

なぜでしょうか?
痛みの場合はその周囲を触れたりさすったり、押したりすることで、「まぎれる」こういった機能が人間の体の中には存在しています。

鍼やマッサージ、そして電気治療が痛みに効果的であると言われているのは、このメカニズムを利用しているからです。

しかし痺れに対しても有効かというと・・・。
効果的ではあるとは言われていても実際にはそう上手くは治らないのが現状です。

なぜか?
それは神経の障害は、その神経の経路上であればどこでも同じ症状を出しえるからです。
症状を出しているところには問題は少なく、その経路を頭に入れ、一つ一つ検査しなくてはなりません。

小胸筋 神経の圧迫
小胸筋 神経の圧迫
頸椎神経根
頸椎神経根
四辺形間隙
四辺形間隙

上記のように有名な神経障害は多数あり、しかし、どれも整形外科で検査されることはまずありません。
画像診断に頼っていれば、わからないのがこれらの絞扼神経障害です。

今までそういった内容を何度も紹介してきましたが、今回の紹介する症例はさらに特異的でした。


 

症例:

ゴルフのスイングで肩から腕に痛みが走り、首を後ろに倒したり、傾けると痺れが出る、いわゆる頚椎症の症状でした。

触診で第6頚椎と第4頚椎が痺れを起こしていることは明確でしたので、当初痛い側の頚椎の調整をしていました。
2回目の治療を終えても一向に変化が出ません。
痺れもうまくやればその都度痺れの範囲が減少したり弱まってきますが変化なしでした。

そこで一旦体全体の緊張を読みとると首に関しては反対側にとても強い緊張が認められたので、そこを調整するとその直後から劇的に変化が見られ、それから3回の治療で完全に取れました。

神経障害の部位とそこが解放されるための部位は別の可能性があるということです。
体はそれなりの戦略を自らとりますので、それをうまく読み取れるかが痺れに対する治療にも必要となります

 

その後、別の方で、肋骨の変位から頸椎にストレスをかけたことによって頸椎の神経根症を患った方がいらっしゃいました。

肋骨の屈曲変位による頸椎症
肋骨の屈曲変位による頸椎症

 

その人その人の原因を探るお手伝いをさせていただければ幸いです。

 

西村 公典

肩や腕の痛みに対する治療紹介動画はこちら


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症例 ゴルフ外側大腿皮神経痛 椎間関節性腰痛の関連痛 肩甲背神経の絞扼

寒い時期でも天気が良ければゴルフに行かれる方もいらっしゃいます。

寒さが関係したのかもしれませんし、年末年始の休みで体が固まったのかもしれませんが、ゴルフ人口が落ち着くこの時期にゴルフをされている方のギックリ腰は意外と多いのです。

ゴルフの左足の壁と関わる股関節の外転機能制限の検査と治療について紹介動画を作成しました。
今回の外側大腿皮神経も一部関わる部分がありますので、ご参照いただければ幸いです。

症例:

急性腰痛(前屈時痛、椎間関節の狭小)

太もも外側の痺れ(外側大腿皮神経痛と椎間関節性腰痛の関連痛)

振り向いた時の背中の痛み(肩甲背神経の絞扼)

女性:50代 自由診療を選択

負傷から来院までの流れ:

年末年始の休みの後から、体の硬さを感じており、そのまま次第に腰が強張って動かなかった。

物を取ろうとした瞬間に、ぎっくり腰になり、前かがみの状態から動くことができず、寝返りも痛む。

一週間経ちとりあえず出歩く程度はできるようになったので来院。

三日後に控えるゴルフのコンペに間に合うようにと連日で来院されました。

所見:

立位からの前屈10度で腰の痛み(下部腰椎から仙骨にかけて、左右差はない)

回旋左5度 右10度 痛みというよりは腰の張り(板が入ってるようだと本人)

両太ももの前に張り

臀部から太もも横にかけて痺れ (左>右)

首も振り向くことができない (右向くと右背中に引っかかり、左向くと10度しか回らない)

施術:

仙骨の左傾斜

腰部左側弯 (第4腰椎左下方変位、第2腰椎右後方)

胸椎右側弯 (第7胸椎右後上方変位、第4胸椎右後方)

頚椎左側弯 (回旋変位)

経過:

治療一回目

前屈10度→30度

回旋 左5度→15度 右10度→30度

治療2回目

前屈45度

回旋左右30度

ゴルフ二回ラウンド

治療3回目

前屈床に手がつく

首も振り向き○

太ももの痺れなし

伸脚時に内腿の張り改善

ゴルフスイング時の首の引っかかりもなし

3回目の治療で大きな問題は改善しました。

それ以降は、ゴルフラウンド二回につき一回のメンテナンスで継続中。

今回の症例の病態:

椎間関節性腰痛、大腿外側皮神経の絞扼神経障害、肩甲背神経の絞扼神経障害、C3の頚椎症(椎間孔の狭窄)、

腰痛や痺れでお困りの方のお力になれれば幸いです。


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足のだるさ・足が張る 東京都港区 埼玉県さいたま市

足がだるい。足が張る。

こういった症状に、最近は【レストレッグス症候群】という病名まで作られました。

「こんな症状は私だけ?」と感じている方が多いのですが、当院に通われている方の中でもとても多い割とメジャーな症状です。

中にはむくみやすい体質の方や、静脈瘤があるなど、内科的や血管の問題の方もいらっしゃるのですが、大抵は骨盤と腰の調整で改善できます。

実際に私自身が小学生の頃から悩み、今の治療に出会うまでずっと苦しんできた症状なだけに思い入れのある症状の一つです。

結論からお伝えしますと、「坐骨神経の障害による伸張反射の亢進」が原因です。

もちろん透析を行なっている人に多い、体内のミネラル不足によるものもありますが、ほとんんどが坐骨神経由来です。

原因がわかれば簡単に治るのかというと、坐骨神経痛の患者さんが非常に多いことからわかるように、障害されている部分を特定できなければ効果は見込めません。

当院では坐骨神経痛でお困りの方が遠方からもたくさん紹介されてこられていますのでご安心ください。

今日は当院でも多い坐骨神経痛のポイントをご紹介します。

腰痛の原因タイプ分析
腰痛の原因タイプ分析

腰痛を病態で分けると、筋筋膜性腰痛症、椎間板症、椎間関節性腰痛、椎間板ヘルニア、梨状筋症候群、仙腸関節炎、腰椎圧迫骨折、滑り分離症、変形性股関節症、などがあります。

それらは何らかの問題の結果起こった病態であって、原因ではありません。

例えば、腰椎と腰椎を結ぶ関節の異常で起こる椎間関節性腰痛では、第3腰椎が歪むことによって起こっている人もいれば、股関節が異常を起こした結果起こっている人もいるし、仙骨が傾いて起こる人もいます。

結果を示す病態に目を向けず、原因を探すことが大切です。

今回紹介したレストレッグス症候群も同様に、坐骨神経を圧迫している部位を見つけることと、その背景にあるその人のタイプ分析によって治療を進めていきます。

足の症状や腰の症状でお困りの方のお力になれれば幸いです。

 

 


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度重なる骨盤矯正による弊害 東京都港区 埼玉県さいたま市

先週末は大阪で骨盤と股関節の触診・検査・治療法のセミナーのお手伝いをしてきました。
今週末は東京です。
少しでも参加者に実りある勉強会と実感していただけるように頑張りたいと思います。

モーションパルペーション研究会の情報はこちら

大阪でも話題になった「仙腸関節の可動性亢進」骨盤の不安定についての話を今日はします。

腰痛のタイプ別分類を動画で説明しています。ご参考までにどうぞYoutubeリンク


最近はどんな症状でも「骨盤矯正」をされていて、適切な検査もされずに繰り返し矯正されていることがとても多くなっています。

今回は繰り返し行われていた矯正による「仙腸関節の捻挫」が起こっていた症例です。

症例:

腰痛と臀部痛があったため近隣の治療院に通院。
姿勢の写真を撮り、脚の長さの差を指摘され、骨盤が悪いということから骨盤と腰の矯正をしてもらうようになりました。

※脚の長さは足首、膝、股関節、いろんな要素で変わるため、脚の長さの調整=骨盤矯正は危険です。

両側の仙腸関節を矯正してもらい、腰痛の経過を見てきました。
治療後は楽かなと思っていたが、すぐに戻ってしまい、最近は恥骨の辺りまで痛みが出てきたので、困っていたところ、当院を紹介されて来院されました。

矯正を行う前には仙腸関節の可動性を検査することが重要です。
※当院では瞬間的な力を加えたり、バキッと音を鳴らすような矯正のテクニックは全く行いません。

来院時、検査(仙腸関節の可動性検査)してみると、症状がある側の仙腸関節がグラグラと不安定な状態でした。

IMG_0266
骨盤に付着する靭帯

仙腸関節の周りに着く靱帯、仙結節靭帯や腸腰靭帯、後仙腸靭帯が緊張していて、押すと下肢までしびれが出ます。

骨盤の触診
骨盤の触診

これは仙腸関節が捻挫したように【緩くグラグラ】になっている状態です。

おそらく、度重なる矯正が原因でしょう。

幸いにも、
関連する股関節の施術と、仙腸関節の固定・適切な運動療法によって徐々に改善して本来の腰やお尻の痛みもほとんどなくなりました。


骨盤の治療が正義である」ような風潮はこういった症状を生んでしまうこともあるため、我々にとっても、「この場所の治療が絶対条件だ」と思い込み、同じ部位を繰り返し治療する際には一度引いてみることの重要性を今回再認識させられました。

また一歩、健康問題への理解に繋がり、皆様に感謝申し上げます。

腰や足のしびれでお困りの方のお力になれれば幸いです

過去の仙腸関節の問題についてはこちら

膝下のしびれ 坐骨神経を刺激する原因には仙腸関節の不安定が関与

腰臀部痛から鼠径部・下肢まで続く神経痛 仙腸関節の機能不全


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膝下のしびれ 坐骨神経を刺激する原因には仙腸関節の不安定が関与

腰痛のタイプ分類について動画で紹介しています。
ご参考までにどうぞ Youtubeリンク

 

【坐骨神経痛】

かなり多くの方が患っており、すぐ良くなる方もいらっしゃれば、難治例もあり、日々精進して学び続けなければならない病態です。

今日はその難治例の一つ「仙腸関節の可動性亢進」について話をしたいと思います。

骨盤の回旋偏位
骨盤の回旋偏位

昨今、たくさんの手技療法が存在しており、【仙腸関節】と呼ばれる骨盤にある関節は非常に施術頻度の高い部位となりました。

皆さんの中にもその部位への治療で腰痛や足の痛みが取れた方はたくさんいらっしゃるかと思います。

しかし、それでも長引く腰痛や坐骨神経痛の方の中には、度重なる仙腸関節への治療によって、いわゆる捻挫のように【仙腸関節の不安定】を患っている方がいらっしゃいます。

そんな方の治療は、「仙腸関節の固定」と、股関節や背部といった遠隔部に存在する部位への治療で改善することが多いです。

難治例の坐骨神経痛でお困りの方は是非一度ご相談ください。

 

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腰部脊柱管狭窄症・仙腸関節の機能不全・股関節の機能不全 どの症状がどの病態と関連しているか

当院の来院で一番多いのが腰下肢痛で、その中でも脊柱管狭窄症と診断されている人が大部分を占めます。
腰部脊柱管狭窄症と言えば、手術が適応とされる疾患であり、実際に手術をされている人は、当院に来院されている方の3割くらいはいらっしゃいます。
なぜ手術をされているのに、腰下肢痛で来院されるのかと言えば、もちろん手術で症状が緩和されないからです。
抱えていた症状のうち、いくつかは改善され、いくつかは残るといった結果から推測するに、抱えている症状が、『腰部脊柱管狭窄症』という一つの病態では言い表すことができないほど多様な病態が絡んでいることが予測できます。
腰部脊柱管狭窄症が起こす多様な症状
腰部脊柱管狭窄症が起こす多様な症状

現在は多様な病態が身体の中で共存している中で様々な症状を出していることが理解されてきました。

脊柱管狭窄症の手術で一番効果が表れにくいのが ”足のしびれ” と言われています。
中には筋力低下を起こしていて、”しびれ”  や ”感覚が鈍い” という感覚神経の障害だけでなく運動神経の障害まで起こっている方も多数います。
実際に「爪先立ちができない」として来院されている方はとても多く、手術後も改善されない方が、仙腸関節や腰背部、股関節の治療で改善しています。
まず、そのヒトの身体にどんな機能制限があるかを把握することが前進するための最初の一歩となります。
皆様は各関節の機能検査を受けてきているでしょうか?
画像による診断だけだったり、ただ足を上げたり、触れた触覚検査、腱反射だけで病名を診断されてはいませんか?
当院では背骨から骨盤、股関節、足首に至るまでの一つ一つの関節を検査し、抱える症状のどこがどの部分と関連しているのかを考えていきます。
足のしびれには多様な病態が共存している
足のしびれには多様な病態が共存している
実際のレントゲン画像と触診で得た情報をもとにモデルを作成してみました。
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腰部脊柱管狭窄症 多様な病態モデル
脊柱管狭窄症と診断され、症状は股関節の前方・外方・後方と、全体の痛みと痺れがあり、歩いているうちにだんだんと足が上がらなくなった方がいました。
確かに腰椎の変形も歪みも強く、狭窄症が認められるだろうといった触診具合でしたが、きちんと仙腸関節と股関節の可動性を上げることができた時、その方は途中休むこともなく歩けるようになりました。
この図を見ての通り、画面左側の右股関節は関節面が大腿骨に被さるように骨盤の傾斜を伴っています。
特に右の骨盤の傾きがひどいため、仙腸関節の機能異常も存在していることがわかります。
実際に仙腸関節を調整すると股関節の機能制限も改善してきました。
股関節の過剰な緊張が仙腸関節の異常をきたすとともに、骨盤の傾きがまた股関節の緊張を起こすと言った悪循環が存在しています。
また仙腸関節の不安定が腰部のスタビリティに影響を及ぼし、本来持っていた脊柱管狭窄症の状態を悪化させていたも考えられるでしょう。
こう言った複数の病態が同時に存在しているパターンはかなりの率で拝見します。
『脊柱管狭窄症』と診断されたヒトのうち、手術をしても良くならなかった人はほとんどこう言った現象を持っています。
手術したけど良くならない・手術した後から悪化した・できるだけ手術したくないなど、どんな方でも諦めずに身体の細かな分析と評価と改善を繰り返し行えば必ず光は見えてきます。
少しでもお力添えできれば幸いです。

 

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西村 公典

鼠径部の痛み サッカー・テニス・ゴルフ Groin pain

Groin painと言われれば、サッカーなど足に過度の負担をかけるスポーツで有名な股関節前面の痛みです。

3d illustration of Female foot with ankle pain
他にもランニング、ゴルフ、野球、テニス、バスケットボールと様々なスポーツで見かける症状です。

Soccer player kicking soccer ball

スポーツと縁がないという方でも意外と同様の症状をもつこともあり、このことから、過度の股関節の負担が原因ではないことがわかります。
腸腰筋のストレッチが効果的と言われてはいますが、多くの方がそれで改善していないことが現場にいてよくわかります。
そんな方々の多くは仙腸関節・腰仙関節・大腿神経の三つのワードで大体が解決できます。
オーバユース(使い過ぎ)ではなく、なぜ回復できないかが問題のようです。
さて、今回はサッカー選手のGroin painの症状改善を元に仙腸関節と股関節の機能についてご紹介したいと思います。
両足の股関節ともに前面に痛みがあり、パスを出す、シュートを打つ、切り返す、しゃがむ動作で詰まるような股関節の違和感を感じ数ヶ月が経過。
整骨院では腸腰筋のストレッチと電気治療によって使った筋肉の疲労回復を行なっていました。
試合に出ればすぐに痛むことを繰り返し、だんだんとインコースへのパス、インサイドキック、カーブするシュートが出しにくくなり、当院に来院。
蹴り足は右、軸足は左だが、最近は左足の方がスムーズにけれるといった具合に右足の動きにだいぶ制限が出てきています。
このようにオーバーユースによって起こるとされている症状はただマッサージとストレッチ、電気治療といった使い過ぎと筋肉を刺激する治療ばかりが行われ、なぜその筋肉が過度の負担を強いられるのかを考えた治療はされていないのがこのスポーツ業界の良くないところでしょう。
身体の機能評価をすると、
股関節の可動域
屈曲 右:85° 左:95°  伸展 右:5° 左15°
外転 右:35° 左:40°  内転 右:0° 左5°
外旋 右:40° 左:50°  内旋 右:0° 左10°
かなり右の可動域が制限されていることがわかります。
骨盤の回旋偏位
左の仙骨は下方に固定され、上方への動きが制限、反対に仙骨の右側は上方へと緊張し、下方への動きを制限されています。
右の腰痛を日常でも感じるようになっていると話されているのは、この右の腰仙関節の狭小による圧迫症状だと思われます。
特に仙骨の右下端で梨状筋や、仙結節靭帯と呼ばれるものが付着する部分が過緊張を起こしていました。
仙腸関節はというと、右の腸骨は前方・内方変位、左の腸骨は内方・後方変位。
この腸骨の傾きは股関節の問題とかなり関係があります。それは腸骨は寛骨と呼ばれる骨盤を構成する骨の一つで、恥骨や坐骨といった股関節を構成する骨と一つになっています。
つまり股関節の動きを制限する傾きになってしまうのです。
当院ではこの骨盤の関節の機能検査によってどの角度への動きが制限しているかを鑑別し、モビリゼーションによって緩めることを治療のコンセプトとしています。
仙腸関節の施術
仙腸関節の機能を取り戻すことによって股関節の可動域はかなり改善しました。
しかし腸腰筋の筋力はまだ落ちたままでしたので上部腰椎の機能検査をすると第2腰椎が右前下方変位で第2腰椎に付着する腸腰筋の起始部をリリースすると腸腰筋の機能も改善し、可動域がさらに改善しました
股関節のリリース
このように仙腸関節の機能異常がある状態では股関節をいくらストレッチしようが股関節の問題は改善されません。
今回は蹴り足の問題を改善することでよくなることができましたが、中には軸足の問題による蹴り足鼠径部の痛みや、軸足の鼠径部の痛みを抱えていた人もいました。
人それぞれ、緊張部位は若干異なり、それを把握することは関節のあそびの検査でしか判断できません。
スポーツの分野において機能検査が浸透してくれればこれらの問題で苦悩している方が多く救われるのではないかと期待しています。
長く続く股関節の痛みに苦悩している方のお力になれれば幸いです。

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にしむら治療院院長

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アギトス鍼灸整骨院 代表

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西村 公典