腰部脊柱管狭窄症・多様な病態把握で改善

腰痛のタイプ分類について動画で紹介しています。
ご参考までにどうぞ Youtubeリンク

 

当院の来院で一番多いのが腰下肢痛で、その中でも脊柱管狭窄症と診断されている人が大部分を占めます。
腰部脊柱管狭窄症と言えば、手術が適応とされる疾患であり、実際に手術をされている人は、当院に来院されている方の3割くらいはいらっしゃいます。
なぜ手術をされているのに、腰下肢痛で来院されるのかと言えば、もちろん手術で症状が緩和されないからです。
抱えていた症状のうち、いくつかは改善され、いくつかは残るといった結果から推測するに、抱えている症状が、『腰部脊柱管狭窄症』という一つの病態では言い表すことができないほど多様な病態が絡んでいることが予測できます。

腰部脊柱管狭窄症が起こす多様な症状
腰部脊柱管狭窄症が起こす多様な症状

現在は多様な病態が身体の中で共存している中で様々な症状を出していることが理解されてきました。

脊柱管狭窄症の手術で一番効果が表れにくいのが ”足のしびれ” と言われています。
中には筋力低下を起こしていて、”しびれ”  や ”感覚が鈍い” という感覚神経の障害だけでなく運動神経の障害まで起こっている方も多数います。

実際に「爪先立ちができない」として来院されている方はとても多く、手術後も改善されない方が、仙腸関節や腰背部、股関節の治療で改善しています。
まず、そのヒトの身体にどんな機能制限があるかを把握することが前進するための最初の一歩となります。

皆様は各関節の機能検査を受けてきているでしょうか?
画像による診断だけだったり、ただ足を上げたり、触れた触覚検査、腱反射だけで病名を診断されてはいませんか?

当院では背骨から骨盤、股関節、足首に至るまでの一つ一つの関節を検査し、抱える症状のどこがどの部分と関連しているのかを考えていきます。

足のしびれには多様な病態が共存
足のしびれには多様な病態が共存

実際のレントゲン画像と触診で得た情報をもとにモデルを作成してみました。

腰部脊柱管狭窄症 多様な病態モデル
腰部脊柱管狭窄症 多様な病態モデル

脊柱管狭窄症と診断され、症状は股関節の前方・外方・後方と、全体の痛みと痺れがあり、歩いているうちにだんだんと足が上がらなくなった方がいました。

確かに腰椎の変形も歪みも強く、狭窄症が認められるだろうといった触診具合でしたが、きちんと仙腸関節と股関節の可動性を上げることができた時、その方は途中休むこともなく歩けるようになりました。

この図を見ての通り、画面左側の右股関節は関節面が大腿骨に被さるように骨盤の傾斜を伴っています。
特に右の骨盤の傾きがひどいため、仙腸関節の機能異常も存在していることがわかります。
実際に仙腸関節を調整すると股関節の機能制限も改善してきました。

股関節の過剰な緊張が仙腸関節の異常をきたすとともに、骨盤の傾きがまた股関節の緊張を起こすと言った悪循環が存在しています。
また仙腸関節の不安定が腰部のスタビリティに影響を及ぼし、本来持っていた脊柱管狭窄症の状態を悪化させていたも考えられるでしょう。
こう言った複数の病態が同時に存在しているパターンはかなりの率で拝見します。

『脊柱管狭窄症』と診断されたヒトのうち、手術をしても良くならなかった人はほとんどこう言った現象を持っています。

手術したけど良くならない・手術した後から悪化した・できるだけ手術したくないなど、どんな方でも諦めずに身体の細かな分析と評価と改善を繰り返し行えば必ず光は見えてきます。

少しでもお力添えできれば幸いです。

西村 公典

東京都港区芝5-27-5山田ビル503    にしむら治療院

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爪先立ちができない。腰部脊柱管狭窄症?

腰痛でお困りの方の来院が一番多く、腰痛はなくとも足の神経痛によって歩行が困難な方の来院も増えてきています。
今日は中でも足の筋力低下を呈していた例についてご紹介したいと思います。

 

中年男性 マラソン中にふくらはぎを痛め、その後も「ふくらはぎ」や「スネ」の張りは続き、気づけば爪先立ちが出来ず、足を引きずるようにまでなりました。
 当院にはマラソン中の怪我から約3ヶ月を経過した時点での来院になり、病院にて脊柱管狭窄症を疑われてMRI検査をされた直後でした。
  当院には以前から脊柱管狭窄症から起こる下肢筋力の低下に対して、何度も良い結果が出ていたので、恐らく同じ状態だろうと予測して腰部骨盤部股関節の治療をメインで行うことにしました。
  病院でのMRI結果は至って健康、綺麗な画像でした。
次に爪先立ちをするために必要な筋肉であるふくらはぎのMRIを撮影すると、ふくらはぎの腓腹筋単独の萎縮が見つかりました。

MRI下腿
MRI下腿

※同じように足に力が入らないという方の力になれればということで、患者様のご厚意でMRI画像を添付しています。

 

しかし原因と考えられる腰に異常が全く見られず、原因不明ということになり、大学病院の神経内科を紹介され、神経系の病気の検査へと進む結果となりました…。

 

大学病院での検査が続く中、当院に来院し腰椎と仙腸関節の治療によって、1ヶ月目で爪先立ちが一回できるようになりました。

IMG_0582

しばらくの間はその一回から伸び悩んでおりましたが、今では10回を超え、ゴルフも再開できました。
あるポイントを神経系と運動学を利用して治療するとその場で爪先立ちができるようになるのですが、大学病院の検査結果は原因不明のまま。
  その後ミオパチーという神経の病気の疑いがあるということで、筋肉を切り取って病理検査をすることになりました。
その時に再度下肢のMRIを撮影すると、以前見つかっていた腓腹筋の萎縮は見られないという変化が出ていたのです。
  爪先立ちができるようになったので当然のことですが、神経の病気かもしれない状態という中で、神経系の改善を狙った施術が効果を出したようでとても嬉しい結果です。
その後の経過で、筋肉にも問題はないとわかり、背骨の問題だという結果となりました。本人も最初から当院で効果が出ていることをドクターに伝えてはいたのですが、やっとドクターも納得してくれたようです笑


  未だ筋肉の萎縮が起こった原因の検査は続きますが、我々の治療が今後も効果を出せるように誠心誠意対応したいと思います。

  腰部脊柱管狭窄症や足のトラブルに対してお困りの方のお力になれれば幸いです。

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