数ヶ月にも及ぶ腱鞘炎(弾発指、バネ指) 東京都港区 さいたま市

腱鞘炎は主に頚神経の絞扼による神経症状と言っても過言ではありません。
それは指が他の部位の筋肉に比べて神経の結合が過密なため、肩や肘に比べて、原因に神経障害が必ず潜んでいるからです。

症例:右手の腱鞘炎 趣味テニス 女性

バネ指発症は一年前、徐々に改善してきて弾発現象は治るものの、指のこわばりは続き、曲がらない。

検査:
強張りは薬指が一番強く、次いで小指、中指から親指にかけては違和感はほぼない。
薬指の屈筋腱が浮き、ドュプトレイン拘縮に似た状態となっていました。

手関節の機能検査:橈屈制限(豆状骨月状骨の橈側変位)


これはギオン菅と呼ばれる尺骨神経の絞扼が考えられます。

ギオン菅.001

肘関節の機能検査:屈曲、回外、回内の制限
手の平を返す動作である回外筋、回内筋は手首を動かす筋肉を支配する神経を通すため、指の症状とも関連が高い筋肉です。
正中神経、橈骨神経の絞扼の疑い有

回外筋の絞扼神経
回外筋の絞扼神経

頚椎(頸神経)の触診:C5の下方変位
頸神経の障害による屈筋腱の機能障害

指に関わる神経の絞扼が疑われる箇所を改善することで8割くらい指の強張りが改善しました。
3回目の治療で引っ掛かり、可動域共に完治致しました。

手が動かない(巧緻障害) 膝の人工関節と運動連鎖の視点からの治療考察

最近は「手が動かない」、「足が動かない」、という痛み以外に運動障害を伴う患者さんが多く来院されています。

手の場合は首から始まる頚神経、足の場合は腰から始まる腰神経が関与しています。

では「手が動かない」=「首を治せば良い」となりますが、それだけでは治らない人が多いのはなぜでしょうか?

今日は、膝の手術後に起こった患者さんの例からご説明したいと思います。

3d Illustration of Men Feeling the Wrist Pain

膝が痛い人のように、立っているとき、片膝だけ曲げるとどうなるでしょう?

3d Illustration of Women Knee pain

身体は傾き、肩は下がりますよね。

では逆に曲がっていた膝が急に伸びる様になったらどうでしょう?

今度は下から突き上げるような力を受けることになります。

この突き上げる力が「腰の圧迫」「首の圧迫」に繋がり、神経痛や運動障害へと広がって行きます。

膝の手術によって、今まで膝を曲げているのが急に伸びることは、必ずしもその方に取って良い方向に進むとは限らないのです。

そういった方の治療は、膝が伸びることによって下から突き上げる力を股関節や骨盤、背骨の関節で緩衝できていない場所を探すことが重要です。

今回の患者さんは、仙骨と呼ばれる背骨の一番下の骨が傾いていることによって、膝が手術によって治った際の足が伸びる力を鑑賞できなかったことが大きな原因となっていました。

杖をついての歩行が手に負担かけていたこともあったので、手の関節や肘の関節の治療を行うのももちろん大切です。

手関節橈屈尺屈

怪我による身体の変化がいろんな症状を起こして行く様に、手術による良い変化も同様の理由で症状を巻き起こして行くことが在ることは、医療関係者みんなが念頭に置かなくてはならないことかもしれません。

手の障害や足の障害にお困りの方のお力になれれば幸いです。

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東京都港区芝5-27-5山田ビル503

にしむら治療院院長

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さいたま市中央区下落合1013-1スピカビル201

アギトス鍼灸整骨院 代表

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西村 公典