大腿二頭筋の機能障害による足の痛み 山手線田町駅にしむら治療院/京浜東北線与野駅アギトス鍼灸整骨院

ハムストリングスにおける機能解剖学として「半膜様筋と半月板損傷」について前回記載しました。

前回の投稿 【内側半月板損傷 仙腸関節の関連】

今回は、外側ハムストリングスである大腿二頭筋について症例を元に記載したいと思います。

テーマは、坐骨神経障害に至るプロセスを臨床解剖学的視点で考察します。


まず、臨床的に見た大腿二頭筋の骨盤へのストレスについて

大腿二頭筋の一般解剖学では、

大腿の伸展、膝屈曲位において下腿の外旋とされています。

動画の40秒目からある様に、足が固定されている状態では、体幹側に筋収縮時の引っ張る力が作用します。

二頭筋が収縮した際には、坐骨を外下方へと牽引し、骨盤が左回旋しながら右にスウェーしてきます。

この坐骨の変位によって、その外側を走る坐骨神経を刺激し、結果足の障害を起こしたり、大臀筋の収縮しづらい位置に骨盤が移動することで、起こる腰痛や股関節痛へと発展します。

今回の症例は、その二頭筋が起こしたランニング障害についてです。


症例:

女性:20代 実業団の選手

主訴は「右足のシンスプリント(下腿骨膜炎)」でした。

トレーナーやコーチからは臀筋がうまく使えていないので、臀筋のトレーニングと下腿のマッサージやストレッチを行い経過を見てきましたが、改善が見られず来院に至ります。

ランニング動作の視診と足関節の触診によって、後脛骨筋の過剰な緊張によるものとすぐに分かりました。

重要なのは、後脛骨筋が過剰に収縮するに至ったプロセスを読み解かなければ根本解決にはなりません。

全身の機能検査によって

骨盤の左回旋、下腿の外旋、足の外反しているのが確認できました。

筋肉については、

臀筋の萎縮、大腿二頭筋の過緊張、腓骨筋の過緊張、後脛骨筋の緊張

関節の機能検査では、

股関節の外旋制限、下腿(膝)の内旋制限、足関節の内反制限


考察:

通常、後脛骨筋の過剰収縮によるシンスプリントは、足関節の内反を利用しすぎること(ハイアーチも)で起こりますが、今回は足は外反傾向です。

ここで通常のセオリーでは治らないことがわかります。

足関節の外反を行いながら走る方法としては、下腿の外旋を行う傾向が強いため、二頭筋の関与が予想できます。

確かに膝は硬かったのですが、実際には、坐骨が外下方への引っ張りが強かったため、膝を見ただけでは、問題に気づかなかった様です。

体幹の方が、下腿よりも安定しているのが通常であり、一般解剖学では、二頭筋収縮により坐骨が変位するという考えはしません、臨床で解剖学を使う場合は、もっと原理に戻り力学的にとらえる必要があります。

治療:

二頭筋の硬い部分にコンタクトしながら、坐骨をリリースすることで臀筋の収縮力も改善し、走る速度も足の状態も良くなりました。

障害が出てから時間も経っていたので、足関節の調整、骨盤の変位や腰椎の代償動作の治療、肩や首の調整も必要でしたが、「大腿二頭筋と坐骨」のリリースから目まぐるしい回復をしたので、一番最初の問題は、そこだったのかと思います。

臀筋と坐骨の関係はこちらの動画がわかりやすいかもしれません。


治療を終えて

後々分かったのですが、速くなるトレーニングのために陸上競技トラックで左回りでいつもより速いペースで走っていた時期が怪我の前にあった様です。

きっかけは、
左回りでの速いペースによって骨盤の回旋と二頭筋の収縮を過度に行ってしまったことによる様です。


安心安全な優しい施術

【にしむら 治療院】

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

JR田町駅から徒歩2分、都営浅草線三田駅から徒歩1分、都営三田線三田駅から徒歩2分

Tel : 03-6435-2437

ホームページはこちら


【アギトス鍼灸整骨院】

埼玉県さいたま市中央区下落合1013−1 スピカビル201

JR京浜東北線与野駅から徒歩5分、さいたま新都心駅から徒歩12分
敷地内駐車場4台完備

Tell : 048-708-2011

ホームページはこちら

 

内側半月板損傷 仙腸関節の関連 東京都港区にしむら治療院/さいたま市アギトス鍼灸整骨院

内側半月板損傷を患っていた方には、

サッカーやラグビーなど急な方向転換や接触スポーツで痛めた方
ゴルフやテニスなど非接触スポーツで体の回旋を行う方
変形性膝関節症と併発している方

などスポーツ傷害から慢性疾患まで様々です。

今回紹介するのは、自衛官の方で、パラシュートの落下訓練時に膝の半月板損傷と前十字靭帯断裂をした方です。

症例を紹介するとともに、仙腸関節と半月板の関連についてご紹介します。

 

キーワードは:
ハムストリングスの筋繊維構造の違い筋繊維構造と特異な機能半月板と筋肉の関係


症例:

30代 男性 自衛官

20代の時にパラシュート落下の訓練中、着地時に膝を痛める。

訓練後病院にて前十字靭帯断裂、内側半月板損傷と診断され、十字靭帯の手術を行いリハビリを行なった。

基本的な動きには支障はなく、疲れが出てくると膝の内側に痛みと可動域制限が出現。少しずつ悪化していくのが気になり紹介され来院に至る。


基礎解剖学:

内側半月板は半膜様筋によって後方に引き出され、膝の屈曲時に半月板が引っかかる(ロッキング)ことを防ぐことができます。

今回の様に、膝の内側半月板の損傷があった方は、膝の屈曲可動域制限がある場合、多くのかたが、膝の裏側に引っ掛かりを感じることが多いです。

今回の場合も、膝の表側の張りよりも、膝の裏側に詰まった感覚がありました。

半月板とその周囲の組織
半月板とその周囲の組織

症例に戻ります。

検査すると膝の屈曲時に、脛骨の後方変位が強く、前方引き出しにより、膝の屈曲可動域は改善しました。

 

脛骨の前方引き出し
脛骨の前方引き出し

また、膝の屈筋の出力も低下していましたので、坐骨神経の障害も疑い、下部腰椎の調整も行いました。(下記は別のサッカー選手における治療経過で撮影したものですが同様の経過だったので引用します。)

確かに膝の屈曲の筋力テストにおいて改善は見られるものの、膝の屈曲の最終域でまだ詰まった感覚が起こります。

通常、脛骨の治療で改善することが多いのですが、今回はそううまくいきません。

最終結果

仙腸関節の治療に用いる坐骨の調整で最終屈曲も良くなりました。

仙腸関節の調整
仙腸関節の調整

今回はその理由について考察します。

 


機能解剖学からの考察

ハムストリングスにおける筋繊維の違い
ハムストリングスにおける筋繊維の違い

 

腱と筋繊維の向きによって得意とする機能は変わります。

半月板を後方へと引き込む半膜様筋は羽状筋の構造になっています。

内側ハムストリングスを一緒に構成する半腱様筋はと言うと…
紡錘筋(平行筋)という構造になり半膜様筋と機能が異なります。

それが二つの異なる筋肉が存在する理由なのかもしれません。

 

半膜様筋は伸長された際に力を発揮しやすい筋肉のため、起始停止の位置関係が重要になります。

その起始部である坐骨結節は仙腸関節の機能障害によって位置が変化します。

今回坐骨の治療が膝の屈曲角度を改善した理由は、
筋繊維構造の違いによる内側ハムストリングスの協働運動の障害が起始部位の改善によって正常になった、と考察できます。


安心安全な優しい施術

【にしむら 治療院】

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

JR田町駅から徒歩2分、都営浅草線三田駅から徒歩1分、都営三田線三田駅から徒歩2分

Tel : 03-6435-2437

ホームページはこちら


【アギトス鍼灸整骨院】

埼玉県さいたま市中央区下落合1013−1 スピカビル201

JR京浜東北線与野駅から徒歩5分、さいたま新都心駅から徒歩12分
敷地内駐車場4台完備

Tell : 048-708-2011

ホームページはこちら

 

 

ランニング障害 インソールで悪化した症例

ランナー膝やシンスプリントなど足の障害の治療としてインソールを使用している方を大勢見かけます。
インソールで治る方はたくさんいらっしゃいますが、一方で治らない方、悪化する方もいらっしゃいます。


今回はランナー膝で悩んでいる方の症例と共にインソールの危険性についてお話します。

足関節の機能解剖と足根骨のアーチの調整について説明した動画はこちらです。


症例:

30代女性 

現病歴:
1ヶ月前から毎回5㎞程度走ったところで右大腿外側に痛みを感じるようになる。
1週間ほど前から右足底にも痛みが出たため来院。
 

既往歴:
1年前から腰痛で悩んでおり、様々な場所で治療を受けるも改善せず。
2週間前にランナー仲間から勧められたインソールを付けてみるも改善はあまり見られなかった。

触診・理学検査:
大腿外側の触診→大腿筋膜張筋の緊張↑・圧痛(+)
いわゆるランナー膝であることはすぐにわかります。

さてどこから治療を始めればいいか、全身の検査と細かい触診を行なっていきます。

SLR 右30° 左45°
股関節の外転 右30° 左45°
内転 右15° 左20° 

筋力テスト:
大腿筋膜張筋↓(痛みなし)
出力を見ると、神経系の問題の有無が把握でき、明らかに腰部の治療を必要としている状態でした。
 

考察:

元々腰痛があり、大腿外側の痛みも徐々に出てくるという点を考えると、単なる筋肉の損傷ではなく、神経の圧迫によって痛みが出たと考えられます。  

腰部の触診:
(大腿外側の筋肉である大腿筋膜張筋を支配している上殿神経は腰椎4~5番目から出ている為、腰を触診します。)
L4/5間狭窄

fullsizeoutput_45a.jpeg

足底の触診:
舟状骨背側変位=内側縦アーチの上昇
足底筋の緊張↑ 圧痛+(母趾側において優位)
前脛骨筋の緊張↑圧痛+、筋力低下 

IMG_0798


考察:

腰部L4/5の狭窄 →L4/5支配神経の障害(上殿神経・腓骨神経)
→大腿筋膜張筋の筋力低下と痛み(上殿神経の障害)
 

前脛骨筋の過緊張と筋力低下および内側縦アーチの上昇(腓骨神経の障害)
インソールを見ると立方骨と呼ばれる外側縦アーチを形成する骨を押し上げるようなインソールとなっていました。
装具師の話では内側のアーチが高く、重心が右足の外にかかっており、それが足の外側になっているという分析だったそうです。

実際には腰部の狭窄によるアーチの変化と大腿部の痛みだったため、立方骨を無理に押し上げる行為が余計な足の痛みを引き起こしていたようです。 

治療:
腰部L4/5のリリース足根骨の調整(舟状骨および立方骨)
股関節のリリース
痛み10→2 

治療頻度;
週に一回の治療を3回行なったところで、10kmでも痛みなし。
2週に一回の治療に切り替わり、症状はないが、自己新記録を出すためのコンディショニング調整を今は行なっています。  

まとめ:

インソールは足元から起こった症状に対してはかなり有効ではあるが、腰部から起こった症状には変化がありません。
足根骨や重心の位置も足元から変えることが果たして有効なのか、現在に至る症状と触診結果から検討する必要があります。
ただ腰の問題が長くかかっていた場合、足元からの治療も必要なため、インソールを補助的に用いることは我々もよく行なっています。
腰から、足から、一方からの治療ではなく、双方から変化を見ることをお勧めします。

足腰やランニングの障害でお困りの方はご相談ください。

足関節捻挫後も続く不調について説明した動画はこちらです

 


安心安全な優しい施術

【にしむら 治療院】

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

JR田町駅から徒歩2分、都営浅草線三田駅から徒歩1分、都営三田線三田駅から徒歩2分

Tel : 03-6435-2437

ホームページはこちら


【アギトス鍼灸整骨院】

埼玉県さいたま市中央区下落合1013−1 スピカビル201

JR京浜東北線与野駅から徒歩5分、さいたま新都心駅から徒歩12分
敷地内駐車場4台完備

Tell : 048-708-2011

ホームページはこちら

 

 

膝の痛み、股関節のつる感覚 足が内に向かない

治療や痛みの原因の紹介動画も作成しましたので、ご参考にしてください。
膝の内側の痛みを抱えている方で、いわゆるO脚によって痛みが出ている方はたくさんいらっしゃいます。
そのO脚の理由はいくつもあるのはご存知でしょうか。
①股関節によるO脚
②足関節によるO脚
③膝関節によるO脚
この内どれなのか、というよりは不等号で評価する様なものです。
今回の状態は、①=③>②
下肢の各関節の機能検査をしてみると
股関節の内旋可動性が全くなく、足が内側に向けられないことがわかりました。
本人も脚が外に向いてしまい、まっすぐに向けると股関節がつりそうになるという症状も途中で話に出てきました。
内旋可動域:右(患側)5度、左(健側)30度
股関節の内旋可動域制限を改善させるために、
股関節を優しい弱い力で牽引、揺さぶる力を用いるモビリゼーションを用いるも右15度、左30度と改善が少ししか見られませんでした。
股関節は大腿骨と骨盤の臼蓋で形成するため、仙腸関節に問題が起こっていると股関節の動きにも影響を及ぼします。
仙腸関節の触診をすると、
腸骨:右内方変位、左外方変位
1腸骨の内方変位

スクリーンショット 2019-08-06 19.35.09

2腸骨の外方変位


スクリーンショット 2019-08-06 19.35.20

この内方変位というのは、脚が外側に向く様に変位している状態です。
腸骨の内方変位を改善すると、右25度、左30度
スクリーンショット 2019-08-06 19.41.45

本人に脚をまっすぐ向けてもらっても違和感ないくらいに改善しました。

右足の方がO脚が強いのも骨盤と股関節によるものが非常に大きかった様です。

 

膝の痛み 半月板損傷 手術以外の選択肢が決して消極的とは言えない

膝の痛みを抱えて来られる方が続けて紹介されてきました。

症状はと言うと、

1:膝の変形が強い方
2:変形は強くないが半月板損傷が疑われる方
3:過去の怪我が引き金となっている方
4:成長痛の子供
5:スポーツ選手

それぞれ痛みの原因や怪我のキッカケが様々ですので、治療計画は異なります。

今日は②の半月板損傷の症例についてご報告します。

 

数名いらっしゃった半月板損傷の方の中で一番症状の重い方の改善結果についてです。

膝のロッキングという膝を曲げるとガチッとロックする症状で来院されました。

 

「膝のロッキング」と呼ばれる症状で疑われる代表的な疾患は、

1:十字靭帯損傷
2:タナ障害
3:半月板損傷

 

そのうち大病院で「内側半月板の完全断裂」と診断を受け、手術以外はないと言われています。

手術を受けられない事情があったので、ご家族がうちに通っていることもあり、しばらくはこちらで治療を続けることになりました。

 

1回目、2回目はなかなかロッキングも変わるものではなく、なんとなく膝の曲がりに弾力が出てきた程度でした。

3回目の治療は少し間隔を短くして来院してもらい、前回の治療効果がまだ残っている状態で開始しました。

周りの緊張が解けていたこともあり、「ここが引っかかってるな」と感覚でわかり、そこに牽引をかけていると、膝が少し曲がり始めました。

膝の解剖図
膝の解剖図

図で示すと内側半月板の後面に引っかかりがある感覚でした。

実際にはここを通る半膜様筋がこの内側半月板を引き出す作用があるため、この筋肉の機能を上げることで良い結果となりました。

4回目も膝の曲がりが更に良くなることができました。ロッキングはまだ深い角度で起こるため、手術の検討は未だ続きますが徒手でも比較的可動域の改善は可能です。

 

半月板損傷や半月板の炎症などの痛みにお困りの方はご相談ください。

 

西村 公典

JR田町駅、都営浅草線三田駅徒歩1分
連絡先:03-6435-2437
東京都港区芝5-27-5山田ビル503
にしむら治療院院長
にしむら治療院ホームページはこちら

さいたま新都心駅徒歩12分、与野駅徒歩5分、施設内駐車場4台有
さいたま市中央区下落合1013-1スピカビル201
アギトス鍼灸整骨院 代表
アギトス鍼灸整骨院ホームページはこちら

連絡先:048-708-2011

代表の西村に治療を希望する場合は、事前予約が必要になります。

お電話かメールでお問い合わせください。

 

 

腰痛・坐骨神経痛と仙骨の機能異常

当院でも最も多いと言っても過言ではない、「坐骨神経痛」。

慢性的な坐骨神経痛でも、意外とあっさりと変化を来たすことも多いです。
この「あっさり」という言葉は誤謬があるかもしれません。
なぜなら「細かい触診」の結果であるからです。

今日は、腰痛・坐骨神経痛の原因の一つである【仙骨】についてご説明します。

 

仙骨は寛骨とともに、骨盤を構成する骨であり、背骨を支える骨です。

仙骨は背骨と同じような骨が成長の過程で癒合し、一つの骨となります。

成長期から腰痛を患う方は、この骨が変形していたり、独特な形状を形成することがあります。
お年を召した方でも昔から腰痛があるかは聞いておく必要があるのは、仙骨の問題を見つけるためでもあります。
成長期から何度も繰り返した腰痛の方は仙骨はまず検査するべき場所でしょう。

 

スライド2

 

要点:

  • 背骨全体の歪みに関与
    腰椎(脊柱)を支えている。
  • 体重の配分調整に仙骨の傾きが関与
    上半身の荷重を左右に分配する。
  • 坐骨神経を直接圧迫 / 牽引する。
    仙骨の害則から坐骨神経が表面に出てくる。

三つの要点を記載した通り、仙骨は他の背骨と異なり、そしてまた寛骨(腸骨恥骨坐骨)と異なり、特別な役割を果たします。

この要点を踏まえると、問題点が浮かんできます。
仙骨は股関節の大きな筋肉が付着し、さらに脊柱起立筋もガッチリと付着するため、傾いたりすることがよくよくあります。
傾いて真っ先に思い浮かぶ問題はなんでしょうか?

スライド3スライド4

 

背骨の最下端に存在する仙骨が傾けば、上層部は大きくゆがんでしまいます。
これが頭痛に影響を与えてしまうこともあるため、肩こりや肩の痛み、頭痛、肘の痛みであっても仙骨は検査するべきです。

足にかかる荷重も変わってしまいます。
トレンデレンブルグ歩行という異常歩行も仙骨の機能制限を改善することで良くなる人も多いので、歩行動作できになる問題があれば、仙骨は必須の触診場所です。

スライド5.jpeg

 

最後に重要なのが、坐骨神経の走行です。
身体の表面に最初に現れるのが、この仙骨の外方です。
膝下は全て、坐骨神経によって支配されているため、足の症状において重要なポイントであります。
治りにくい足の症状は坐骨神経を疑って、仙骨を細かく調整していきましょう。

 

主な当院での治療方法は、モービリゼーションと呼ばれる関節を優しく揺り動かす治療方法を用いています。
子供でもお年を召した方でも安心して治療が受けられます。

スライド6

坐骨神経の原因として仙骨以外にもたくさんの要因があります。
当院では一つ一つ検査を大切にして、少しでも原因に近づけるように治療に携わります。

お力になれれば幸いです。


安心安全な優しい施術

【にしむら 治療院】

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

JR田町駅から徒歩2分、都営浅草線三田駅から徒歩1分、都営三田線三田駅から徒歩2分

Tel : 03-6435-2437

ホームページはこちら


【アギトス鍼灸整骨院】

埼玉県さいたま市中央区下落合1013−1 スピカビル201

JR京浜東北線与野駅から徒歩5分、さいたま新都心駅から徒歩12分
敷地内駐車場4台完備

Tell : 048-708-2011

ホームページはこちら

 

足のだるさ・足が張る 東京都港区 埼玉県さいたま市

足がだるい。足が張る。

こういった症状に、最近は【レストレッグス症候群】という病名まで作られました。

「こんな症状は私だけ?」と感じている方が多いのですが、当院に通われている方の中でもとても多い割とメジャーな症状です。

中にはむくみやすい体質の方や、静脈瘤があるなど、内科的や血管の問題の方もいらっしゃるのですが、大抵は骨盤と腰の調整で改善できます。

実際に私自身が小学生の頃から悩み、今の治療に出会うまでずっと苦しんできた症状なだけに思い入れのある症状の一つです。

結論からお伝えしますと、「坐骨神経の障害による伸張反射の亢進」が原因です。

もちろん透析を行なっている人に多い、体内のミネラル不足によるものもありますが、ほとんんどが坐骨神経由来です。

原因がわかれば簡単に治るのかというと、坐骨神経痛の患者さんが非常に多いことからわかるように、障害されている部分を特定できなければ効果は見込めません。

当院では坐骨神経痛でお困りの方が遠方からもたくさん紹介されてこられていますのでご安心ください。

今日は当院でも多い坐骨神経痛のポイントをご紹介します。

腰痛の原因タイプ分析
腰痛の原因タイプ分析

腰痛を病態で分けると、筋筋膜性腰痛症、椎間板症、椎間関節性腰痛、椎間板ヘルニア、梨状筋症候群、仙腸関節炎、腰椎圧迫骨折、滑り分離症、変形性股関節症、などがあります。

それらは何らかの問題の結果起こった病態であって、原因ではありません。

例えば、腰椎と腰椎を結ぶ関節の異常で起こる椎間関節性腰痛では、第3腰椎が歪むことによって起こっている人もいれば、股関節が異常を起こした結果起こっている人もいるし、仙骨が傾いて起こる人もいます。

結果を示す病態に目を向けず、原因を探すことが大切です。

今回紹介したレストレッグス症候群も同様に、坐骨神経を圧迫している部位を見つけることと、その背景にあるその人のタイプ分析によって治療を進めていきます。

足の症状や腰の症状でお困りの方のお力になれれば幸いです。

 

 


安心安全丁寧な治療

【にしむら 治療院】

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

JR田町駅から徒歩2分、都営浅草線三田駅から徒歩1分、都営三田線三田駅から徒歩2分

Tel : 03-6435-2437

ホームページはこちら


【アギトス鍼灸整骨院】

埼玉県さいたま市中央区下落合1013−1 スピカビル201

JR京浜東北線与野駅から徒歩5分、さいたま新都心駅から徒歩12分
敷地内駐車場4台完備

Tell : 048-708-2011

ホームページはこちら

膝の痛み 注射をしているが良くならない 東京都港区 埼玉県さいたま市

最近多い、【膝の痛み】について最近多い症例についてご紹介します。

Women Knee joint pain
3d Illustration of Women Knee pain

膝の痛みでヒアルロン酸の注射を続けているが良くなりません。

このような相談は多く、医療業界ではよくある事実ですが、患者さん的には注射が効果的と思っている方が多いので、不安になるのでしょう。

ヒアルロン酸が効果を出す時というのは、ほとんどが軽症の場合です。

効果が見えにくくとも、感染症や関節内出血というリスク以外に副作用がないという利点があり、病院でも永遠と続けているところが多いのが現状かと思います。

 

ヒアルロン酸注射が効果が出る場合というのは、数回で効果があり、2ヶ月も続けている場合は【ヒアルロン酸注射では良くならない状態】だと考えたほうがいいでしょう。

 

【良くならない状態】ってどういう状態だと思いますか?

今日は一つの事例を元にご説明します。

 

ヒアルロン酸が効果を出すのは、「関節の動きを滑らか」にする作用があるからです。

この【関節の動きの滑らかさ】が強制的に抑制された場合、ヒアルロン酸注射をしても痛みが取れるとおもいますか?

足関節による一例をご紹介します。

 

まず、【足の長さ】が膝の痛みに影響することは容易に考えられると思います。

短くなるほうが荷重がかかりやすいく痛みやすいのが通常です。(※実際には長い側が痛くなる人もいます。)

 

【足の長さ】これは骨盤や、股関節だけでなく足関節でも変わってくることをご存知でしょうか?

昔に足関節を骨折して、疲れてくるとその痛みが出ていた方が、ここ数ヶ月は膝の痛みを訴えて来院されました。

 

整形外科で数ヶ月もの間、電気とマッサージ、ヒアルロン酸注射を行なっているが良くならず当院に来院。

既往歴から足首の問題も疑い検査をしてみると、もちろん動きが制限されています。

【扁平足(足の裏が平たく、足のアーチが減少している状態)】となっています。

 

この扁平足は足を短くしてしまうことをご存知でしょうか?

足関節の状態と足の長さの関連.017

足の長さに影響が出るだけでなく、脛骨と言われるすねの骨に回転する力も加わるため(緑の矢印)、地面に足がついている時に膝が痛む場合にはこういった影響が多くでます。

足関節の状態と足の長さの関連.005

足が全身に及ぼす影響は【運動連鎖】という概念で説明されていますので、そちらもご参照いただければ膝だけでなく、肩も痛みなども影響していることがわかります。

『膝が痛い、腰が痛い、肩も痛い、頭痛もする。自分自身の体に何が起こっているのかわからない。』

こういう症状はCRPSと診断されがちですが、意外と運動連鎖の問題だったりするのです。

 

皆様のお力になれれば幸いです。

安心安全丁寧な治療

03-6435-2437

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

にしむら治療院院長

にしむら治療院ホームページはこちら

 

さいたま市中央区下落合1013-1スピカビル201

アギトス鍼灸整骨院 代表
048-708-2011

アギトス鍼灸整骨院ホームページはこちら

西村 公典

足関節捻挫 骨の位置的異常が痛みの原因

学校では部活の代替わりの時期です。
これまでの成果を発揮する最後の大会を前にして【怪我】をしてしまった場合、皆さんはどのように大会まで迎えますか?

本日は、最後の大会二日前に起こった【足関節捻挫】に対して症例を交えて「捻挫に対する処置」をご紹介します。

 

バスケットボール部に属し、今まで一生懸命に取り組んで望んだ最後の大会の前に足関節捻挫をしてしまいました。

もともとお父様・お母様が来院していたのもあって、すぐに翌日の予約の電話がありました。

「なんとか試合に出れませんか?」

本人もお母様も心配な様子、うつむき加減で来院されました。

 

引きずってくる足は、テーピングでがっしりと固定されており、アイシングでずっと冷やされていたのか局所の熱感以外はひんやりしています。

怪我した直後から、コーチと母親による迅速な処置で急性期の「RICE」は完璧です。

 

しかし痛みは引かず、足をつくと痛みが走ります。

いわゆる「前距腓靭帯・脛腓靭帯の損傷」が疑われ、その部位の圧痛と熱感があります。

捻挫 靭帯

腫れは迅速な処置の甲斐もあって軽度。
内出血はそんなに見られません。

内心、これならいけるかもと思いました。

 

こういった内出血がそんなに見られず靭帯の圧痛だけの場合は、骨の位置を正すと普通に歩けるようになります。

触診すると距骨がやはり前方に変位し、さらに回旋していました。

 

 

fullsizeoutput_1be
距骨の回旋

 

 

その距骨のリリースと、怪我したときにかかった身体の力学的な負荷を取り除くことでしゃがむことも無理なくできるようになりました。

距骨の矯正法
距骨の矯正法

通常の動作ができるようになったものの、「靭帯の損傷」が疑われる場合は、テーピングでの補強が大切です。

一番痛みが起こりやすい角度にだけならないように一部テーピングで固定をし、他の動きを制限させない方法を説明しました。

 

試合後に連絡があり、「試合で大活躍し、決勝リーグに進出!!」
嬉しい報告でした。

 

とても大切な試合前の怪我、「怪我だから絶対安静」とリスクマネージすることも大切ですが、
治療家として、試合に出れるよう最大限の努力を行いサポートすることも大切です。

夢を諦めない子供達のお役に少しでも立つことができれば幸いです。

 

安心安全丁寧な治療

03-6435-2437

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

にしむら治療院院長

にしむら治療院ホームページはこちら

 

さいたま市中央区下落合1013-1スピカビル201

アギトス鍼灸整骨院 代表
048-708-2011

アギトス鍼灸整骨院ホームページはこちら

西村 公典

 

ランナーズニー 腸脛靭帯炎は【骨盤の回旋過多】が原因

腸脛靭帯 iliotibial-band と呼ばれる膝の外側にある靭帯の炎症は、ランナーに多くランナーズニーとも呼ばれています。

当院ではランニングのフォーム分析と関節機能学検査によって、異常フォームの原因まで追求しているので、ランナーズニーに多い原因部分が見えてきます。

本日はその最も頻度の多い原因をご紹介します。

 

まず一般的に言われるのが、ニーイン(膝が内側に入る)していることが原因と言われ、おしりにある臀筋の筋力強化を指導されます。

しかしなかなか良くならない難治例の方は多くいらっしゃいます。

お読みになっていただいている方の中にはそういった難治例の方もいらっしゃるかもしれません。

筋力低下→筋力強化の流れは安易で、

筋力低下→問題把握→問題改善→結果筋力が上がる→再発防止のため筋力強化

これが本当の治療です。

 

さて、難治例の方の問題の一つをご紹介します。

 

難治例に多いのが【足の接地時に体幹の回旋が強すぎる】ことです。

スピードをあげる場合、歩幅ストライドを大きくするか回転数を上げることを通常行います。

ストライドを大きくするために腰を捻転させすぎると、それによって、ニーイン(膝が内側に入る)状態になり、結果、腸脛靱帯炎を引き起こしてしまいます。

 

問題把握ができました。

問題改善するためにはどうするかというと、
腰の捻転、主に患側の方に回旋が強い部分は反対側に回らないことがほとんどなので、その回旋を作っていきます。

回旋モビリゼーション
回旋モビリゼーション

人によってはその関節が捻挫のようにゆるくなっていることがあるので、その場合は固定とスタビリティ強化のための体感筋力トレーニングが必要になってきます。

 

さらに動きを体が記憶している場合もあるので、【接地の瞬間の膝と体幹の位置をプライオメトリクスなどを使って体に覚え込ませる】ことも必要なケースがあります。

筋力トレーニングは、使いやすい筋肉を収縮させてしまって、悪化させることがあるので、弱い力で覚えこませて行くことが重要です。

03-6435-2437

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

にしむら治療院院長

にしむら治療院ホームページはこちら

 

さいたま市中央区下落合1013-1スピカビル201

アギトス鍼灸整骨院 代表

048-708-2011

アギトス鍼灸整骨院ホームページはこちら

西村 公典