「内腿が張る」
「内腿がつれる」
「内腿が痺れる」
こんな症状を持って病院に行った時に多くが「坐骨神経痛ですね」と言われ、電気治療や牽引、マッサージが行われる状態をよく耳にします。
患者さんの中にも当院に治療に来られるまで「坐骨神経痛」として対応を受けてきた方が沢山いらっしゃいます。
基本的な神経の構図を見てみましょう。
写真左側が内腿を通る閉鎖神経。右側が坐骨神経。
坐骨神経はそこには走っていないことが容易にわかります。
この他にもモモの前は大腿神経と呼ばれ、外側は外側大腿皮神経と呼ばれている神経が走っています。
しかしなぜか医療現場では、足の痛み=坐骨神経とされてしまいます。
これは坐骨神経であろうと、大腿神経であろうと、閉鎖神経であろうと、治療方法が「電気・マッサージ・牽引・痛み止め」とどんな疾患であろうと同じであることに由来していると思います。
当院は、神経の支配領域に合わせて治療部位や治療方法を変えています。
さて、この閉鎖神経はどのような治療が有効でしょう。
まず閉鎖神経の走行を確認しながら説明します。
閉鎖神経はご覧の通り、腰椎から出た後、仙骨の前面を下り、仙腸関節を横断します。
そして恥骨のカーブに沿って走り、閉鎖管を抜けて降りてきます。
つまり、腰椎での障害、仙骨での障害、仙腸関節での生涯、恥骨での障害、閉鎖孔での障害など多数に渡って障害を受けます。

閉鎖神経の絞扼部位
当院ではこういった障害部位に合わせて、治療方法を選択して患者様に合わせた治療法を提供しています。
長らく続く、腰痛や足の障害にお困りの方のお力になれば幸いです。
安心安全丁寧な治療
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にしむら治療院院長
さいたま市中央区下落合1013-1スピカビル201
アギトス鍼灸整骨院 代表
西村 公典