爪先立ちができない。腰部脊柱管狭窄症?

腰部脊柱管狭窄症
MRI下腿

腰痛でお困りの方の来院が一番多く、腰痛はなくとも足の神経痛によって歩行が困難な方の来院も増えてきています。

今日は中でも足の筋力低下を呈していた例についてご紹介したいと思います。

 


 

症例:

中年男性マラソン中にふくらはぎを痛め、その後も「ふくらはぎ」や「スネ」の張りは続き、気づけば爪先立ちが出来ず、足を引きずるようにまでなりました。

 当院にはマラソン中の怪我から約3ヶ月を経過した時点での来院になり、病院にて脊柱管狭窄症を疑われてMRI検査をされた直後でした。

  当院には以前から脊柱管狭窄症から起こる下肢筋力の低下に対して、何度も良い結果が出ていたので、恐らく同じ状態だろうと予測して腰部骨盤部股関節の治療をメインで行うことにしました。

  病院でのMRI結果は至って健康、綺麗な画像でした。
次に爪先立ちをするために必要な筋肉であるふくらはぎのMRIを撮影すると、ふくらはぎの腓腹筋単独の萎縮が見つかりました。

MRI下腿

MRI下腿

※同じように足に力が入らないという方の力になれればということで、患者様のご厚意でMRI画像を添付しています。

 

しかし原因と考えられる腰に異常が全く見られず、原因不明ということになり、大学病院の神経内科を紹介され、神経系の病気の検査へと進む結果となりました…。

 

大学病院での検査が続く中、当院に来院し腰椎と仙腸関節の治療によって、1ヶ月目で爪先立ちが一回できるようになりました。

IMG_0582

しばらくの間はその一回から伸び悩んでおりましたが、今では10回を超え、ゴルフも再開できました。
あるポイントを神経系と運動学を利用して治療するとその場で爪先立ちができるようになるのですが、大学病院の検査結果は原因不明のまま。


 その後ミオパチーという神経の病気の疑いがあるということで、筋肉を切り取って病理検査をすることになりました。
その時に再度下肢のMRIを撮影すると、以前見つかっていた腓腹筋の萎縮は見られないという変化が出ていたのです。
 爪先立ちができるようになったので当然のことですが、神経の病気かもしれない状態という中で、神経系の改善を狙った施術が効果を出したようでとても嬉しい結果です。
その後の経過で、筋肉にも問題はないとわかり、背骨の問題だという結果となりました。本人も最初から当院で効果が出ていることをドクターに伝えてはいたのですが、やっとドクターも納得してくれたようです笑


 未だ筋肉の萎縮が起こった原因の検査は続きますが、我々の治療が今後も効果を出せるように誠心誠意対応したいと思います。

 腰部脊柱管狭窄症や足のトラブルに対してお困りの方のお力になれれば幸いです。

 


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